
[st-kaiwa1]自分で作るか、それとも…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]あ!ミナじゃん!何に悩んでるの??[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]カナ!実はね、3か月後に彼の誕生日なの!それで前から革財布が欲しいって言ってたからプレゼントしようかなって思ってたんだけど…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]思ってたんだけど??[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]彼、とってもこだわりが強いうえに手作りされたものが好きなの人だから革財布を手作りして渡した方がイイのかなって思って…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]なるほどねー、それならまず作り方を見てみない?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa2 r]革財布を使用するとき、大きく分けて2種類あるんだけど、ロングウォレットとハーフウォレットっていうのがあるの[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa2 r]ロングウォレットはいわゆる長財布と呼ばれている形のタイプで、キレイにお札を収納できたり、カバンに入れる時もすっきりして見える形のものなんだけど、ほかには少しサイズが大きかったり、カードや小銭が多めに入るデザインのものもあったり、分厚いタイプのものもあるんだよね。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa2 r]ハーフウォレットは二つ折り財布のことなんだけど、小銭が入れられるし、折りたためるから収納をコンパクトにしたいならオススメだよ![/st-kaiwa2]
[st-kaiwa2 r] それじゃ今回はハーフウォレットの簡単な作り方の説明を見ていこうか![/st-kaiwa2]
用意する材料は、胴と背仕切り用の牛革と前仕切り用の牛ヌメ革と麻糸です。
牛革は色違いにしてもよいかもしれません。
まずは、型紙を作っておき、革も粗裁ちしておきます。
革を床処理したあとに、型に合わせて革を裁っていきます。
あとはポケット口用に4か所穴をあけて切り込みを入れてポケット口を作っておきます。それが終わったら、コバ染めやコバ磨きをしましょう。それが終わったら、目打ちを使って型紙通りに胴や背仕切り、前仕切り用に線を引いておいたり、穴をあけておきましょう。
それぞれのパーツの穴の部分を合わせて縫い、縫い代部分は接着させるようにしましょう。
それを型通りに進めていき、最後にまたコバ染めやコバ磨きをすればハーフウォレットが完成するはずです。
[st-kaiwa2 r]どう??ミナつくれそう??[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]む、むり…材料の用意も大変だしなにより私不器用なの忘れてた…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]彼の言う手作りが好きっていうのは職人さんが手作りしたものとかが好きってことなんじゃないかな?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]なるほど!確かに!言われてみたら服とかもそうだった![/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]それならミナが無理して作る必要もなさそうだね![/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]良かった…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]でもね、あの、まだ問題があって…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]ん?なに?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]そんな職人さんが手作りした革財布が置いてるお店なんて私知らないの…[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]そーゆー事なら私に任せて!革財布について色々教えちゃうよ![/st-kaiwa2]