
家族が亡くなり遺品整理をしていると、様々なものが出てきますが、その中でも手紙が出てきた場合にはどう整理すれば良いのか分からないという人は多いものです。手紙を整理することは、故人が使っていた衣類や日用品などの整理とは、また違う難しさがあると言えます。
整理の仕方としては、市区町村などからの通知類や仕事関係のもの、プライベートの手紙類の三つに分けてみましょう。その中でもプライベートのものは、名前が思い浮かぶ人の物だけ保管する方法が最適です。心のこもった手紙はプライベートなものでありますが、その大切さは本来であれば送った人と受け取った側の間にあるものであり、たとえ身内であっても、他人の入り込める領域ではありません。名前が分かる人の手紙だけを保管する気持ちでいなければ、全てを整理することは難しいでしょう。
処分する際に住所や氏名が分かる状態で出すのは非常に危険です。個人情報が読めないようにするために、目隠しスタンプやシュレッダーにかけることが大切です。