
メンズファッションに拘りをみせる著名人の多くが、小物使いの達人と呼ばれるような人たちであるようです。ファッションにおける小物使いと言うと、ポケットチーフ、革財布、ソックス、ベルト、ハンカチなどがあげられますが、それらの全てに気を配る事はなかなかの上級テクニックが必要ともなってしまうので、その中から、1つ、2つの小物アイテムをピックアップする中で、自分なりのこだわりをスタイルアップしていく事が、メンズファッションの構築には欠かせないアプローチであるようです。女性のファッションと比較してみると、女性は、ファストファッションなどの低価格帯のワードローブを着回ししていても、そのセンスが問われる事が多いように感じますが、男性のワードローブのセレクトは、その男性自身の人生の歩み方がそのまま反映されているように見られがちである事から、メンズファッションの小物使いは、間違ったセレクトはなるだけ控えた方が良いのではないかと考えています。身の丈よりも高価なものを持っていたり、何も考えずに安価なものを身につけていたりすると、男性の場合は極端にそのセレクトにおいて、アンバランスな雰囲気が醸し出されてしまい、結果的には社会的な信頼性や、見た目の印象を下げてしまいがちではないかと思われます。女性においては、どんな色にも染まり易いといったような雰囲気は、特に悪く感じませんが、男性が自分のスタイルをもっていないというような雰囲気を醸し出す事は、どちらかというとマイナスイメージとなってしまうのではないでしょうか。